一の台住宅団地法面対策工事完成しました!
昨年9月から作業を進めていました
一の台住宅団地南斜面の法面対策工事が
無事に完了しました!
今回の工事箇所は土砂災害特別警戒区域に指定されており
度重なる大雨や地震の影響により、
一部分で崩落の危険性があるということで
必要な崩落防止対策として行われた工事でした。
工事の作業内容を簡単に書いてみると・・・
* 伐木除去工(現場内に生えている木を切って、片づける作業)
* 仮設工(大型車両通行のための、敷き鉄板を設置する作業)
* 道路土工(カゴを設置するために、地面を掘る作業)
* 擁壁工(カゴを組み立てて、砕石を詰める作業)
* 法面工(カゴ上部の斜面を整えて、土が流れないように植物の種を播く作業)
擁壁工 写真
バックホーで砕石をかごに入れて、手作業で均していきます。
1段1mの高さのカゴを7段積み上げました。
着手前(2020.7月) 完成(2021.5月)
着手前(2020.7月) 完成(2021.5月)
今回の現場の隣で、昨年も同様の工事を行ったのですが
掘り進めていくと、ある高さのところで
土質が変化して、水が湧き出してくる箇所が存在しており
掘削して2日くらい経つと 斜面が崩れることが何度かありました。
土止めを行いながらの作業となり、手間は掛かりましたが
人的被害がなかったのが幸いでした。
近年、雨による災害が増えているように感じます。
川の増水ばかりではなく、土砂災害等の危険な箇所も
金ケ崎町防災マップでチェックしてみてはいかがでしょうか?
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